数学の勉強の仕方Part96
9:大学への名無しさん2007/05/31(木) 20:08:17 ID:Y0WLEaYO0 BE:388754273-S★(508700) [sage]
よくある質問
Q.「早く1対1をやりたいのですが」
Q.「早くやさ理をやりたいのですが」

別に無理してやらなくても大丈夫です。それをやらないと大学に受からないなんてことはまったくないし、
それをやったら大学に受かるなんてこともありません。
難関大学の合格者がその本を高く評価している事実はありますが、その人たちはきちんと下積みをして、
基礎的な問題集をしっかりやりこんだ上でその本をやったに違いありません。
あなたがこれまで学校の勉強をしっかりやってきて、4STEP等の問題集を隅々までやりこんだというのであれば、
1対1から受験勉強を始めるのもいいでしょう。
あなたがこれまでチャートなどを終え、プラチカやスタ演などをしっかりやりこんできたのなら、やさ理に挑戦するのもいいでしょう。
そうでないなら、しっかり下積みをしてください。1対1ややさ理があなたを救う魔法の杖になることはありません。
有名な参考書をやれば自分が変われると思うのはやめましょう。
有名な参考書をやらなければ自分は変われないと思うのはやめましょう。
あせらず、先走らず、あなたが今やるべきことをやらないと、落ちますよ。

Q.「〜〜は網羅度が低いのでは」

入試に出現するあらゆる問題パターンを網羅することはどの本にも不可能です。
重要な解法、典型的な頻出問題は、黄チャートあたりに載っているもので十分です。
それ以上の問題については、「知っておかないと、出たら困る」と考えるのはもうやめにしましょう。
知らない知識は、演習をしていく中で出てきたものから覚えていけばいいのです。
そしてできるだけ、「知っている知識の範囲内で何とか解く」という練習を積みましょう。
その方が入試突破のためには実戦的です。
知っている問題が出ることを期待しない方が点数は上がります。
ただし、難関大理系や単科医科大などの志望者は、とりわけ数3分野において、高度な知識が要求される場合もあります。
(あるいは、知らなくても解けるが、知識があると有利になる問題が出ます。)
これらの大学の志望者は(4)上級解法集のところで挙げた本や、「やさ理」「ハイ理」などをやるとよいでしょう。
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