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☆地学総合スレ Part18★
4:大学への名無しさん 2007/05/27(日) 22:34:10 ID:FY82neFO0 [sage] 地学の読み物 『地震・プレート・陸と海』 深尾良夫著 岩波ジュニア新書 この本は高校生向けに書かれた地学入門書だ。 高校生向けと言うこともあり、読みやすく、やさしく書かれている。 所々にハッとさせる記述があり、地学ヲタの間でも名著と名高い。 『46億年 地球は何をしてきたか?』 丸山茂徳著 岩波書店 この本は、地学ヲタ高校生から大学1,2年くらいを対象に書かれた本のようだ。 プレートテクトニクス、プルームテクトニクスなんかに興味のあるものにはおすすめだ。 何を突破口にして学問が進歩してゆくのか、そういうことにも触れることができる。 また、学問の進歩と著者の丸山先生の出世?が連動しているようにも見え、 俗な読み方も楽しめる好著である。若干、入手が難しいのが難点。 『新しい地球観』 上田誠也著 岩波新書 世界中で読まれた、地学読み物の『古典』的名著である。 ウェゲナーの大陸移動説復活からプレートテクトニクス誕生までが、 感動と興奮を持って紹介されている。また、同じ著者による割と最近の著作、 『地球・海と大陸のダイナミズム』NHKライブラリー も併せて読めば知識が深まると思う。 『生命と地球の歴史』 丸山茂徳・磯崎行雄著 岩波新書 上記著作と比べると、やや読み物性は低く、教科書的。 最近の地球史に関する知識が得られるお買い得な一冊だ。 『失われた化石記録』 J・ウィリアム・ショップ著 阿部勝巳訳 講談社現代新書 先カンブリア紀の化石発見がこの本のテーマの一つだ。 かなりマイナーなネタだが、学者の野心など、人間的側面にも触れてあり、おもしろい読み物だ。 なお現代新書には、この本と同一シリーズとして、『カンブリア紀の怪物たち』などがある
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