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河合塾☆第一回全統マーク模試☆ネタバレPart2
82:大学への名無しさん2007/05/09(水) 21:10:40 ID:vPgjuJ9h0 [sage] 
 ◆国語(一部訂正) 
 評論[難] 
 1 日本詩文学というものはどう言ったものか。また、それは作者にとってどういう位置づけなのか。 
  作者は、日本語で詩を書くことと外国文学研究は、まったく別の領域であるとしている。 
  結局筆者は、「言語によって書かれたものは、その言語共同体のあり方と不可分である」ということを主張している。 
 2 フランス人に会うということの動機。 
  日本に於ける詩文学の危機を感じた筆者は、 
  フランスの状況を参考にして、少しでも手がかりをつかめれば、という思いを込めている。 
 3 一人目との対話。ミシェル・ドゥギー。この人物の作品やらなんやらの考察はでないものの、 
  どういった人物なのか、という多少の知識があれば、本番ではヒヨらないですむ。 
 4 二人目との対話。ジャック・レダ。これも同じく。無論、3、4段落は例証のようなもの 
 5 筆者はついに、暫定的な結論を出すに至る。現代の日本詩文学を巡る状況打開には、フランスなど 
  を例にすることは出来ない。共同体の中で行われる、極めてローカルなものだからだ。 
  だから、自分の居る日本語共同体の中で行うほかない、という暫定的ではあるが、結論にたどり着く。 
  
 小説[並] 
  本文は、墓をめぐる考え方の違いを軸に、互いに相容れないものを抱える夫婦の姿が書かれたものである。 
  本文は「私」という一人称ではなく「彼」という主人公を立てた三人称で構成される。三人称小説は、 
  世界全体を客観的にとらえる。この場合、その客観性は「『彼』の立場から」であるので、 
  彼の内面は直接描かれているが、 
  【妻や母の内面は直接書かれることなく、「彼」がどう理解したか、という形で書かれている。】 
  ・妻は夫婦と子供によってなり立つ家族を大切に考えていた 
  ・夫は先祖代々続く従来の古い家族のあり方を当然と思っていた 
  ・夫婦のそういった齟齬は、明確にされることなくわだかまっている 
  ・以上、三点が終始男の「立場」で書かれている。 
  段落は 
  1、虫が出るまで 
  2、母親からの電話を巡って 
  以上、二つが大きな場面展開。 
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