【長久手に】愛知県立大学part14【サクラサク】
131:大学への名無しさん2007/03/11(日) 12:15:53 ID:WoLR/VmZ0
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B29墜落で戦死した米兵の献花式

 3月10日は、62年前の昭和20に起きた東京大空襲の日。この空襲に参加したB29の
一機が日本軍の高射砲攻撃で被弾、筑波郡板橋村(現つくばみらい市)に墜落して搭乗
していた米兵9人が死亡した。この墜落現場のつくばみらい市狸穴に、「死者に敵も味方も
ない」と、大学教授が「平和の碑」を建立。東京大空襲から62年目の10日、平和の碑で
献花式が行われた。

 平和の碑を建立したのは、つくば市出身の愛知県立大学名誉教授、草間秀三郎さん(70)。
草間さんは、8歳の小学2年生のとき、B29の墜落を目撃した。墜落現場では搭乗して
いた米兵12人のうち9人が死亡、3人が板橋村の消防団員によって助け出された。草野
さんは、この板橋村に墜落したB29の顛末(てんまつ)をまとめた「B29墜落 米兵を救っ
た日本人」と題する本を平成11年に出版した。

 さらに、2年後の平成13年に私費を投じて墜落現場に「平和の碑」と名付けた慰霊碑を
建立。昨年8月には、死亡したB29のウジュン・G・クック副機長の弟が訪れて兄の霊を
慰めるとともに、草間さんらに感謝の意を表した。草間さんは現在、全国にあるB29の慰霊
碑を取材、第2弾の「B29墜落機をみつめて」を執筆中という。

 この日の献花式には、草間さんら平和の碑の建立に関わった地元住民ら10人が参加。
墜落したB29のサム・P・バクシャス機長とクック副機長の遺影が飾られた平和の碑に
全員で献花したあと、草野さんが、この日に合わせてバクシャス機長とクック副機長の
遺族から届いた「搭乗員の慰霊式を挙行してくださることに、私も一緒にいる思いで、心から
感謝しています」などするメッセージを読み上げた。

 式典終了後、草間さんは「この日が大空襲の日だと改めて考えさせられる。将来は日米
が双方の犠牲者を慰霊する合同の慰霊式が行えればいいと思っています」と述べていた。
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